三原商工会議所青年部会

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 本所青年部会では、11月15日(水)19:00から月例会を開催した。
 この度の月例会では、半どん夜市をテーマにまちづくりに取組んできたまちづくり委員会今村副委員長から事業報告が行われた。
 半どん夜市は、三原の夏の風物詩として続く三原の文化。そのはじまりは大正14年(1925年)から本町2・3丁目で始まったと市政概要に記載されているが、その起源もっと古いと言われている。一時期は市内のたくさんの商店街でこの半どん夜市は開催されていたが、主催する商栄会、町内会でもその継続が困難になり、平成14年時点では、本町中央通り、本町1丁目、帝人通りの3箇所で開催されるのみとなっていた。6月中旬から2ヶ月に渡って開催される半どん夜市は、地元の方々にとっても大変な負担がある。しかし、「子ども達の笑顔が見たい」、「子ども達の思い出づくりをしてあげたい」そんな気持ちにより今日まで継続されてきた。
 そうした中、当まちづくり委員会では、主催商栄・町内会等で構成する実行委員会組織の設置を促し、、3つのコンセプトをもとに連携を深め平成14年度から平成16度までの3年間半どん夜市に携わってきた。
 平成15年度には、宮沖商栄会でも夜店が復活し、平成16年度には浮城東商栄会が、本町で行われる半どん夜市にチャレンジ出店した。東町でも夜店が開催されることにり、夜市継承には明るい兆しが見られている。
 当委員会では、これまで取組みを三原商栄会連合会に移管し半どん夜市をサポートして行くとともに、今後は、夜店で親しまれてきた夜店共通券を発展させた地域通貨、地域住民の善意を媒体に流通するエコマネーについて取組んでいくことにしている。

チャレンジ出店事業
平成14年から実施したチャレンジ出店事業の出店状況は左グラフの通り。
 出店者数は、延べ回数ともこの3年間で増加した。延べ回数とは、出店者が期間中通算して出店する回数のこと。本年度は、1出店者が継続して出店いただけるケースが多かった。
今回は、3年間通じてチャレンジ出店いただいた、お二人の出店者の方に、チャレンジ出店について伺いました。

夜店共通券事業
 夜店券は夜店で使用できる券。1000円で、1シート(11枚綴)購入できるとともに、商店街で、販促品として顧客に配布されている。今年度は20,000枚を超える券が流通した。平成15年度は、半どん夜市だけでなく、やっさ祭り屋台村でも利用できるようになり、屋台村でも1,500枚を越える券が使用される。
 今後は、この券を、イベントだけでなく各商店で使用できるよう検討していくことにしています。
 
三原商工会議所 青年部会 Young Entrepreneurs Group