TOP ≫ 中小企業が取組むべき「年収の壁」対策セミナー
ご案内
第69回中央最低賃金審議会において最低賃金の引上げについての目安が公表されました。
全国加重平均は1,054円となり、2025年は過去最高の伸びになる予定です。
これによって、年収の壁を超えたくないパート従業員は、なんとしても税金や社会保険料の負担がかからないように、まず労働時間の調整を希望することが予想され、企業はさらなる人材確保に悩むことになります。
そこで政府はこの対策に乗り出し『年収の壁・支援パッケージ』を中心に企業への後押しをしています。
しかし、これらの支援策はわかりづらく、多くの中小企業は利用できずにいます。その結果、年収の壁への対策はとれていない現状があります。
そこで本セミナーでは、中小企業向けに、年収の壁と税金や社会保険との関連性について知識の整理をします。そして手取りのシミュレーションなどを通して、現状の年収の壁に対する課題を認識します。そして、政府による賃上げに取り組む企業向けの公的な支援策の活用を通して、取り組むべき年収の壁への具体的な対応策をお伝えします。さらには、賃上げを可能にする業務の効率化についてもお伝えします。
主な講演内容
- 2025年改正でどう変わる?年収の壁の基本と最新動向
- 特定親族特別控除など新制度のポイントの徹底解説
- 「働き控え」への対応とパート戦力化のヒント
- 年収の壁・支援パッケージの活用と申請のポイント
- 賃上げと手取りアップを両立させる業務の見直し方法
開催概要
●開催日時 | 令和7年7月30日(水)14:00~16:00 |
●開催場所 | 三原商工会議所 会議室 |
●受講料 | 無料 |
●定員 | 30名 定員になり次第締め切ります |
●主催 | 三原商工会議所 中小企業相談所 |
講師紹介

社会保険労務士法人湘南経営パートナーズ 代表社員/社会保険労務士
石井隆介(いしい りゅうすけ) 氏
1976年生まれ、大学卒業後15年金融機関に勤務後、39才で社会保険労務士資格取得。3年半社会保険労務士法人に勤務後、2021年5月に開業。企業における労使トラブル、採用、教育といった『ヒト』の問題に直面する中で、特に労務問題については単に法律論では解決できない課題が多くあることに気づく。経営者に伴走する中で『答えは会社の中にある』という解決の糸口をつかみ、経営者の声に耳を傾けることで会社の労務問題をオーダーメイドに解決することができるという評判から120社の顧問先を担当し、 支持される。現在では事業拡大のための助成金活用術 『中途採用社員が勝手に育つ5つの労務管理メソッド』を 基本としたサポートを行っている。
お申込み
ご記入いただいた情報は、法令に基づく場合などを除き、承諾なしに第三者へ開示・提供することはありません。ただし、三原商工会議所の事業活動、サービス提供とこれに付随する業務を行う目的の範囲内(出席者名簿の作成、説明会案内の送付・講師への名簿提供)で利用させていただきます。