協議会会長挨拶

三原市中心市街地活性化協議会 会長  森光 孝雅

 平成27年11月に内閣府認定を受けた、第1期三原市中心市街地活性化基本計画は、令和3年3月末をもって計画期間5年4ヶ月の取り組みが満了となりました。
 当初52事業で開始した個別事業は、満了時点では64事業まで積み上がり、官民、ハードソフトという区別はあるものの、いずれも中心市街地活性化に資する事業として期待され、各実施主体によって取り組みの計画及び実行をして参りました。
 今回、第1期基本計画の満了を迎えることを見据え、令和元年度より今後のまちづくりをどのように進めていくかなどについて、協議会内で検討を重ねた結果、第1期基本計画の効果検証・課題の抽出を行うとともに、新たなまちづくりビジョンとして「第2期基本計画」の策定と内閣府認定の取得を目指す方向性を確認し、既に具体的な協議に入っております。
 現在の社会環境に目を向けると、西日本豪雨災害をはじめとする自然災害の発生や、新型コロナウイルス感染症などの疫病の流行といった、想像のつかないような社会生活を一変させる事態に、市民・事業所の方々は先行きの不安を抱えながらの生活を余儀なくされていることと推察いたします。
 まちづくりの取り組みは終わりのないマラソンのように、次代へより良い状態でバトンを託す連続であり、私たちはこれら状況に負けることなく、時代の潮流に対応するとともに、三原の特徴を活かしたまちづくりを模索し行動し続けることが求められています。
 まちづくりに関わる人を増やし、人と人との繋がりを紡ぎ、新たな芽を育てる この地道な活動の先に三原市の活性化の将来があると強く信じ、行政・経済界・市民の方々などと引き続き連携を図りながら、活動して参る所存ですので、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


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