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平成21年度スローガン

原点回帰 <モラルへの旅立ち>

基本方針 

 経営の目的とは「存続と発展」であると、経営学の最初の授業で教わりましたが、今の社会情勢の下では、「発展」は望むべくもなく、「存続」さえ危ぶまれる状況です。
アメリカでは証券会社、保険会社、自動車業界等の、公的資金の注入を当てにしたモラルハザード。国内では産地偽装、消えた年金問題、各種公的資金の不正受給など、あまりにも不道徳で不誠実な行為が、繰り返されています。
 企業が同じルーチンで仕事を続けていると、そこに慣れが生じ、社会的責任やリスクの管理がおろそかになり、小さなほころびから破綻に向かうという現実があります。
 私たちは、YEG会員である前に一人ひとりが企業人であり、社会に対しての責任もあります。その社会の要請に応えた行動がその企業の評価につながっていきます。コンプライアンスは言わずもがな、誠実に仕事をしているか、利益のためだけの仕事をしていないか、企業人としての自分を見つめ直す必要があります。
 企業の中に誠実さを求めるときに、システムを作ってがんじがらめにすることも出来ます。しかし、これは規制的で、自発的な行動は望めません。それぞれの構成員のモラルの向上こそが、企業を「存続」させ、「発展」させる術となります。
 YEG活動の中にもモラルは必要です。比較的自由な気風で活動できるのはモラルがあってこそです。例会、委員会等の案内への回答は最低限のモラルであり、出席することで責任を果たすということになります。つまり、会員のモラルの向上が出席率を上げ、会員同士の交流が深まり、三原YEGを「存続」・[発展]させていくことに繋がっていきます。
 初めて仕事に就いたとき、初めてYEGに参加したとき、こころの中は、純真無垢な気持ちがいっぱいでモラルについて考えなくてもモラルを守っていたはずです。そのときの気持ちを思い出し、今一度原点に戻って、前向きにYEG活動を続けていきましょう。

21年度事業実施計画

(1) 通常会員総会の開催

(2) 月例会の開催
  21年 
  5月月例会( 5/15) (担当:メディエーション委員会)
  7月月例会( 7/15) (担当:幹事(納涼例会)
  9月月例会( 9/15) (担当:まちづくり委員会)
  11月月例会(11/16) (担当:楽して得して委員会)
  22年 
  1月新年例会 ( 1/15)(市長を招いての懇談会)
  3月月例会 ( 3/16)(担当:役員会)

(3) 役員会
  開催 毎月5日開催
  構成 会長・直前会長・副会長・幹事・監事・正副委員長

委員会

まちづくり委員会

(委員長:山崎 等  副委員長:竹野 芳幸  担当副会長:桑田 忠昌)

 私たちまちづくり委員会は、本年度も引き続き商売繁盛でまちづくりをテーマとして一年間活動していきたいと考えています。
 百年に一度という不況の現状で、三原における商工業者にとっても非常に厳しい経営状態にあると思われます。しかし、このまま何も行動せずに、景気の回復を待つだけでは何も改善されません。地道な企業経営、工夫が必要になってくると思います。
 まちづくり委員会では、昨年度より、三原さつき祭りでの企業出店を行い、個々の業者のアピールを行い、まず自社の商売繁盛を目指し、地道に小さなことを積み重ねて、テーマである「商売繁盛でまちづくり」の足掛けになればと考えています。是非とも多数のご参加をお願いいたします。
 また、昨年度同様に、大和町・本郷町・久井町で開催される祭り等にも、可能な限り参加し、交流を深めていければとも考えています。
 「元気ないきいきした三原のまち」になるように、頑張って生きたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

楽して得して委員会

(委員長:宇佐 伸次  副委員長:松村 健悟  担当副会長:吉川 康司))

 米国の金融危機に端を発した100年に一度と言われる経済危機、大企業でさえ想定を超える景況悪化に苦しんでいます。三原の中小企業にとっても、まさに存続のための正念場と言えるでしょう。しかし、視点を変えてみると中小規模だからこそ可能なビジネスチャンスは必ずあるはずです。厳しい状況だからこそ、企業経営の原点に立ち返り、互いに勉強しあい切磋琢磨することが大切です。
 そこで今年度楽して得して委員会では、会員相互の理解を深め、昨年来行ってきた「SWOT(スウォット)分析表」を継続して行い、会員企業の夢・目標について意見交換を行ってまいります。また、企業経営の原点でもある、各企業の経営理念、経営方針についても意見交換を行います。多くのメンバーの参加を頂いて、業種を越えた幅広い視野が身につく委員会にしたいと思います。

 

メディエーション委員会

(委員長:安藤 由紀  副委員長:中本 憲司  担当副会長:小松 洋文)

 これまでの1年間は、「メディエーション」を知ってもらう機会として、勉強会というスタイルで活動して参りましたが、このたび、委員会としてのスタートを切る運びとなりました。
 「メディエーション」とは、日常生活のもめ事やトラブルを話し合いで解決する方法です。当事者が同じテーブルにつき、将来に向かってお互いのニーズを満たすためにはどうしたら良いかを話し合うのです。その話し合いを、メディエーターという第三者が、両当事者を説得するのではなく、これまでに至る経緯や感情を整理し、本当のニーズを見つけ出して、お互いが満足する解決策を当事者同士が考えられるように支援をする役割をします。
 この委員会の最終目標は、何らかの形でメディエーションセンターを三原に立ち上げることです。しかし、トラブルをかかえる方々に安心してセンターを利用してもらうためには、センターの中身を充実させてから、実績を積み、信頼を得ていかなければなりません。信頼を得るために重要なことは、メディエーターとしてのコミュニケーション術が、まず一つ挙げられます。
 委員会としての1年目の活動は、コミュニケーション術アップを目指したカリキュラムの実施を試みようと思っています。1対1のコミュニケーションがしっかりとれないと、第三者として対立当事者のトラブルの仲介もできません。これは、参加者一人ひとりの日々の業務にも活かされることと考えています。

同好会/勉強会

ソフトボール同好会 ( 代表者 石井 克昭 )
・会員相互の交流のため、各種団体との練習試合等の開催。

3K勉強会 ( 代表者 有木 和浩 )
・ ホームページの構築・運営を切り口に、経営についての考え方を学びながら、楽しく仲間と交流を深めていくための開催。

 

2008年度基本方針

2007年度基本方針

2006年度基本方針

2005年度基本方針

2004年度基本方針

2003年度基本方針

2002年度基本方針

2001年度基本方針

三原商工会議所 青年部会 Young Entrepreneurs Group of the Mihara